子育て本のベストセラーをまとめた本を読みました。
世の中には子育て本がたくさんありますが、どのようなことが一般的に書かれているのか知れるよい本だと思います。
本の概要
「AERA with Kids」元編集長が選ぶ子育て本ベストセラー100冊の「これスゴイ」を1冊にまとめた本
著者:江口祐子
ワニブックス
内容
印象に残った内容をいくつか挙げます。
小さなことでもあえて「自分で選ばせる」→「自己決定力」が育つ
親からの「あれしなさい」「これやりなさい」という指示や、学校の先生の指示に従うことばかりではなく、自分で何かを選択することにより自己決定力が育ち、自主性がみにつくとされています。
主体的に動く優秀な学生やリーダーの子どもの頃の育て方についてアンケート・インタビューを行なった結果では、多くの家庭で子どもに決めさせることを重視しており、アドバイスは与えても、最後は子ども自身に選ばせていることが多いと分かりました。
うちのLとRはまだ10ヶ月なので何も分かっていないと思いますが、「どっちのスタイ付けたい?」「離乳食の時の椅子はどっちがいい?」と聞いて選んでもらって、今から練習しています笑
椅子は、近い方にハイハイで向かっていくことが多いです(効率的ですね・・・)。
❌甘えを許すとわがままになる→⭕️じゅうぶん甘えた人が自立する
昔には言われていた「泣いた時にすぐに抱っこすると抱きグセがつくからダメ」ということは、現在は否定されています。
抱っこされることによって子どもは「自分は大切にされている」ということを感じるようです。
一方で、例えば「おもちゃ買って!」「お菓子買って!」「お金ちょうだい!」のような物質的な要求には無制限に応える必要はなく、それをやってしまうと「甘えさせる」ではなく「甘やかし」になってしまいます。
物質的な要求はきちんと制限し、精神的な要求には応えてあげることが重要です。
愛情が足りない場合には、思春期に問題行動が起こることもあるようです。
今日この日を大事に生きる→将来に対する不安が減る
私がこの本を読む前も読む後も、一番大切にしていることです。
きっと、以前読んだ本の内容が頭に残っているからだと思います。
「今日この日を大事に、楽しく過ごす」
子どもの将来を考えているからこそ、この本を買って読んでブログを書いているわけなのですが、未来を考えるだけではなく、子どもの成長を間近で見られる一瞬一瞬を、今この瞬間を、楽しむということも忘れずに生きていきたいものです。
最後に
多くの本のエッセンスをつまみ食いできるタイプの本でした。
書いたもの以外にも、子育てをしていく上でためになること、勉強になることがたくさんありました。
詳しい内容は、気になったものをそれぞれを読んでみたいと思います。
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